PCS開発チーム

Laravelのマクロ機能を活用して、コレクションクラスやリクエストクラスなどのコアクラスに独自のメソッドを追加しましょう。例えば、Collectionクラスにカスタムフィルタリングメソッドを追加することで、複雑なデータ操作を簡潔に行え、コードの再利用性と可読性を向上させることができます。

use Illuminate\Support\Collection;

// マクロの定義
Collection::macro('whereGreaterThan', function ($key, $value) {
    return $this->filter(function ($item) use ($key, $value) {
        return $item[$key] > $value;
    });
});

// マクロの使用例
$filtered = collect([
    ['name' => 'Alice', 'score' => 85],
    ['name' => 'Bob', 'score' => 75],
])->whereGreaterThan('score', 80);

print_r($filtered->all());

この例では、whereGreaterThanというカスタムメソッドをCollectionに追加し、特定のキーに対して値が指定以上のアイテムをフィルタリングしています。マクロを使用することで、プロジェクト全体で一貫したカスタムロジックを簡単に適用できます。