==== # Laravel環境管理テクニック ## .envファイルによる環境別設定管理 Laravelでは、デプロイメントステージ(開発、ステージング、本番)ごとに異なる設定を管理するために、`.env`ファイルを使用する方法が最も一般的です。 ### 基本的な仕組み 各環境ごとに異なる`.env`ファイルを用意し、環境変数を通じてアプリケーションの動作を制御します。 ``` .env.local # ローカル開発環境用 .env.staging # ステージング環境用 .env.production # 本番環境用 ``` ### 設定例 **開発環境 (.env.local)** ```env APP_ENV=local APP_DEBUG=true APP_URL=http://localhost DB_CONNECTION=mysql DB_HOST=127.0.0.1 DB_DATABASE=myapp_dev DB_USERNAME=root DB_PASSWORD=secret ``` **本番環境 (.env.production)** ```env APP_ENV=production APP_DEBUG=false APP_URL=https://example.com DB_CONNECTION=mysql DB_HOST=production-db-server DB_DATABASE=myapp_prod DB_USERNAME=prod_user DB_PASSWORD=secure_password ``` ### デプロイ時の適用方法 デプロイ時に適切な`.env`ファイルをコピーして使用します: ```bash # ステージング環境へのデプロイ cp .env.staging .env php artisan config:cache ``` ### メリット - 環境ごとの機密情報を分離管理できる - バージョン管理システムから除外しやすい(`.env`は`.gitignore`に含める) - 環境の切り替えが簡単 - Laravelの設定キャッシュ機能と連携可能